シンポジウム「メディア・アートとは何か?」

■ 主催:東京大学大学院情報学環
http://www.iii.u-tokyo.ac.jp/
■ 共催:東京藝術大学大学院映像研究科
http://www.fnm.geidai.ac.jp/
■ 日時:2009年7月25日(土)15時30分−19時30分
■ 会場:東京大学本郷キャンパス大学院情報学環
     福武ホール 福武ラーニングシアター
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
■ 定員:180名
■ 入場料:無料
■ 参加申し込み:
 ・事前のお申し込みが必要です。
 ・件名をあなたの氏名にして、下記アドレスまで、
  メール本文に氏名、ふりがな、所属を記入してお送りください。
  mediaart@nulptyx.com
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■「メディア・アートとは何か?」概要
メディアとアートをめぐる議論が混迷を深めるなか、文化産業やテクノロジーアジェンダを超えた、メディア・アートの真の創造的前線はいまどこにあるのか。芸術的創造と批評の根本に立ち返る原理的省察が今ほど求められるときはない。
メディア・アートとは、デジタル・メディアを表現媒体とする芸術であり、人間存在のメディア・コンディションについての批評であり、その創造性は、芸術実践を通して文字通り「新しいメディア」を生みだすことにある。
何がメディア・アートの敵であり友なのか?メディア・アートの真の問いとは何か?メディア・アートが働きかける「現実」とは何か?それは、どのような判断力と批判の行使を求めるものなのか?
メディア・アートの第一人者で東京藝術大学大学院映像研究科長の藤幡正樹、美術批評家・詩人で国立国際美術館館長の建畠晢、新しい記号学の提唱者で東京大学大学院情報学環長の石田英敬の三氏が、創造と批評の原点を探り、メディア・アートが提起する人間にとっての根源的な問いを徹底討議する。
■ タイム・テーブル(予定)
15時30分−17時00分
≪第一部『不完全な現実』をめぐって≫
藤幡正樹(問題提起)+ 石田英敬(対論者)―
藤幡正樹の『不完全な現実』(NTT出版、2009年)が描き出した「メディア・アート」をめぐるプロブレマティックを拡張させながら、
メディアとアートの問いを提起する。「メディア・アート」を再定義し、表現の地平を思考し、その主題と射程を捉え返す。
17時00分−19時30分(質疑応答を含む)
≪第二部「メディア」×「アート」≫
藤幡正樹建畠晢 + 石田英 敬、司会:松井茂(詩人)―
「メディア・アート」の「クリティカル・ポイント」について討議する。
「メディア・アート」の「創造行為」と「批評」とはどのようにあるべきか。
「メディア」と「アート」をめぐる現状を批判的に認識し、人間存在とコミュニケーション、芸術と社会に関する問いを深めていく。
■ お問い合わせ、プレス窓口:
 publicity@nulptyx.com
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東京大学大学院情報学環 石田英敬研究室
ホームページ:http://www.nulptyx.com/
TEL / FAX:03−5454−4939