2011-10-01から1ヶ月間の記事一覧

きょうから冬時間

人攫いと人工皮膚、そして第二の皮膚ー"La Piel que Habito" Pedro Almodóvar,2011

近所のモロッコ人街にVendômeという有名なミニシアターがあるらし、ときいていたので出かけてきました。表通りのChausée d'Ixelles から少し入ったところで、想像していたより活気のある場所で治安も大丈夫そうなところでした。 そこでペドロ・アルモドバル…

ピアノと物の怪、そしてクラウス・ノミ再臨―Kloing!,Olga Neuwirth,Paris Garnier

パリのオペラ座でめずらしい公演をみてきました。 前半は、自動演奏ピアノ→後半はクラウス・ノミへのオマージュでした。 自動演奏ピアノを紹介する、以下みたいな(じっさいに見せられたのは1905年製の自動ピアノでした)映像が最初に上映されて、 そうかピ…

A comme Argent

私の受取っている奨学金は、WBIという、ブリュッセルのフランス語圏共同体が出しているものなのですが、必要書類が(ようやく)揃ったので諸手続きおよび奨学金の受け取りに行ってきました。運河近くの立派な建物に入っていました。 提出したもの ・パスポー…

Lynn Hershman Leeson展、Galerie Waldburger,Brussels

シネマテークでみた!WARという映画の監督Lynn Hershman Leesonの展示とトークショーに行ってきました。 ギャラリーに行ったら、会場が変更になった旨の張り紙がしてあって、迷いつつ目的地に到着したら酒場になっていて、イベントらしきものが始まったものの…

Atelier Espace Urbain (et Atelier Photo)

指導教官との面談に行ってきました。 Espace Urbainというアトリエで、まあ、都市空間で何かやる、という学科なのですが、私は昔文通していた人との手紙を使って何かやろうとしていて、その途中経過の報告でした。 えー、知る人ぞ知ることではありますが、村…

Monad-isme,Cité Internationale des Arts,Paris

クリュニー中世美術館

東大フォーラム、Collège de France

草間彌生展、Cyprien Gaillard展、1960年代コレクション、ポンピドゥーセンター

Christophe Terlinden 訪問

Art&Artchitectureの授業の一環で、La Cambre/Espace Urbainの卒業生を訪問しました。建築家を訪ねる、みたいなことをきいていたので、建築事務所みたいなところを想像していたらむしろその人の自宅で、本人も建築家というよりは変なプロジェクトをやってい…

ベルギー王立美術館

先月行った「マグリット美術館」と同じ建物に入っているけれど、チケットは別。15世紀前後の北方フランドル絵画や、ブリューゲル一派、レンブラントなどのコレクションが有名。 立派なギャラリー。 北方フランドル絵画にかんしては、じつは母がこの分野に肩…

CASO/VIDEO

専攻以外に、ひとつアトリエを選んでそこで週一回丸一日ワークショップをする、というものがあって学校ではCASOと称しているそうで、よくある、学校内部でしか使わない略称で、何の略かも忘れたけれどたぶん副専攻のようなものだと思います。 私はヴィデオの…

「クオ・ヴァディス」エンリコ・ガッツォーニ監督、伊、1912年

ピアノ伴奏つきのサイレント映画上映で、音大生みたいな人が出てきて譜面も明かりもなしに淡々と2時間演奏していました。 内容は古代ローマを舞台にした恋愛もので、一人の女性捕虜をめぐって男どもが争いあう一方で、当時のキリスト教徒迫害の状況が描かれ…

!WAR(WomanArtRevolution),Lynn Hershman Leeson,米、2010

http://womenartrevolution.com/ 60年代以降の女性アーティストが男社会の美術界、ひいては男社会そのものといかにして戦ってきたかという戦記調のドキュメンタリー。ジュディー・シカゴ、ゴリラ・ガールズとかの戦いぶりを見ると、こういう女性がバリバリと…

ベルギーに留学しています

すぐに忘れてしまう気もするし、そんな簡単には忘れない気もするのですが、見て喜ぶ人もいるかもしれないので留学先のもろもろのことを書きとめておこうかと思い、ブログを再開します。あと、最初あまり情報がなくて困った経験があるので、ベルギー政府奨学…