【大地の芸術祭】松代商店街で展示やっています

日帰りで新潟へ行って、展示の映像をヴァージョンアップしてきました。
どういう展示かというと、松代商店街内の民家で、障子の裏から映像をプロジェクションしている、というものです。
「越後妻有には、子どもだけに見えるきのこのオバケがある」といって、地域の子供たちにそのオバケの絵を描いてもらった際のインタビューと、一方で実際に山で生えるきのこについて教えてくれたお年寄りのインタビューで構成しています。
今日、展示場所に居てみなさんの反応を見ていたのですが、入ってきた瞬間、「わ、ひとんちだ、、」と思わず声に出す方もいて、ほんとうに、展示を見るというより他人の家に上がり込む感覚に近い、かもしれません。その、家の障子に映し出された山並みやきのこの絵を見ていると、障子ががらっと開いて、「ゆっくり見てってねー」と、家主さんがあいさつしてくれることもあり、きっと、見にいらした方はびっくりされたことだろうと思いますが、これも大地の芸術祭ならではと思っていただけたらな、と考えています。また、家主さんご夫妻には映像の中でも声で出演していただいているのですが、時おり、奥でご夫妻が話している声と、映像の声が重なって、どっちがリアルタイムなのかわからない、といったこともあって、これも、嬉しい誤算です。