博物館というのはどこもすいているのか？

「なぜアーティストは貧乏なのか？」講演ツアーで山形へ行った際、山形県立博物館へ寄ってきたのですが、すごくすいていました。
とても大きな、立派な博物館で展示も充実しており、独り占めするのはもったいないくらいだったのですが、クマとかハクチョウとかいろんなものの剥製がみんなこっちを向いてるなか一人で見学してまわりました。
さいしょは「地球の誕生」を紹介、次いで「動物と植物のつながり」とかのコーナーになり、だんだん剥製が充実。。

がらーん。

山形県立博物館は、大英博物館での展示”The Power of Dogu”に出展している土偶も提供しているそうで、へえ、と思っていたら、英国留学中の先輩がブログに書いていました。こんなところで土偶つながり。
http://d.hatena.ne.jp/saebou/20090922/p2

「縄文ヴィーナス」

と、駆け足でめぐったところでレクチャー会場である東北芸工大へ向かう時間になったので、建物を後にしたのですが、けっきょくのところ、中にいるあいだ誰とも会いませんでした。建物の入り口で一枚300円のチケットを売っていたお姉さんがいたほかは、監視員さえおらず、貴重な土偶を所蔵しているとはいえけっこうおおらかなかんじでした。まぁ、観るほうとしてはすいていたほうが快適には違いないですが、県立の施設でこれだけ人がいないと、県議会からタタかれたり予算を減らされたりしないんだろうか、、と余計な心配をしたくなりました。

県立ということは、全国の各都道府県に１館ずつくらいはこういうかんじの施設があり、そしてどの館でも「地球の誕生」が紹介され、剥製が並び、原始人の生活を表した油絵があり、地元での昔の暮らしが紹介されていたりするのかも、、、とか考えていたら気になってきて、全国の都道府県立の博物館をしらべてみました。
都道府、までは個別に調べて、県立については「県立博物館」でgoogle検索して、出てきた順に並べてみました。岐阜県あたりで力尽きました。すみません。