歌舞伎に2度目のさようなら

正式には「歌舞伎座さよなら公演 御名残四月大歌舞伎」の第三部、「実録先代萩」「助六由縁江戸桜」。同じ演目で2度観るのは初めて。2度観て何か変わるかと言ったら、全然変わらなくて、むしろ変わらない点がすごいのですが。アドリブのようにきこえる、勘三郎の股くぐりの場面も、同じセリフでした。たぶんだいたい。
歌舞伎はいかめしいようでいてセリフがけっこうしゃれていて、
「やいさむらい、鼻の穴に屋形船蹴込むぞ」
とか
「おぬしにはケンカがよう似合う、ケンカで紋を染め上げてあわせにするがよい、ケンカを茶漬けにして喰うがよい」
とか、うろ覚えですがわりと無茶なことを言ってました。



こういう絵とか、改装後どこへ行ってしまうんでしょう。