ベルギーに留学して困ったこと、知っておけばよかったこと(その3)

・泥棒に気をつける
ベルギーはほんとうに泥棒が多いです。私は到着して3日目に、ハーゲンダッツでお茶をのんでいたところでリュックを盗られて死ぬかと思いました。いやー、死ぬかと思った、と現地の人に話したら「自分は南駅で全財産を盗られた」「自分は酒場でノーパソ盗まれた」「自分は首締め強盗に遭った」とかひどい話が次から次へと出てきて、「大変な目にあったね」とは誰にも言われずさらにびびりました。
ともあれ泥棒に遭ったらとりあえず自分の身の安全を確保して警察に通報しましょう。警察もけっこうテキトウで、「じゃあ今から署に来てください」とか言うので、いや、現場まで来てほしいんですけど、とか押し問答があって30分くらいしてやっと来てくれました。
その後盗られた物について盗難証明書を発行してもらって、パトカーでホテルまで送ってもらいました。
その後なぜかハーゲンダッツの店長からしつこくメールが来たりして不思議な感じでした。何がしたかったんでしょう。とりあえずもうハーゲンダッツは二度と食べません。

・「地球の歩き方」を熟読する
地球の歩き方」にはいろんなことが載っているので、とくに安全対策とかその地の治安とか、トラブルに遭った場合の対処法とかなにかと役にたちます。留学する人向けに「地球の歩き方ー成功する留学」というのもあるので、必要そうだったらそちらもチェックしましょう。荷物のつくり方とかは、「地球の歩き方ーヨーロッパ」に詳しく載ってました。まあこういったことは渡航してから気づいたわけですが(遅い)。

・ナンパとかに気をつける
知らない人に声をかけられたら基本はハッキリ断るのが一番です。ただ、知り合いとかが多いところで無下にもできない場合は、「日本では初めて会った人には連絡先を教えないことになっている。たまたま3回会ったら3回目に連絡先を交換しましょう」とか言ってやんわり断るのがいいと思います。
あと「いや、自分は結婚しているので」というのもイザとなったら有効です。
まあ、これはあくまで自分がイヤだと感じた場合のことで、そうでなければ好きなようにしていいわけですが、無責任な人も多いので最低限警戒はしたほうがいいと思います。


なんかここまで書いて、ベルギーではひどい目にしか遭ってないのではないかという気さえしてきますが、たぶんこんなものです。
外国なわけですから、多かれ少なかれ嫌な思いをするのは当たり前です。困ったことがあった時は、友人なり先輩なり学校なり役所なりに遠慮なく相談しましょう。迷惑かも…と日本人的に遠慮しても無意味です。目的があって来たわけですから、それを見失わなければ充実した滞在になると思います。